離型フィルムとは?
離型フィルムとは?
離型フィルムとは、フィルムにシリコンコーティングし、離型性を持たせたフィルムのことです。基材にはPETフィルムを使用し、片面や両面に離型性をもたせることが可能です。樹脂成型のプレスなどで使用されたり、セパレートフィルムとして使用されたりします。
「離型」という言葉に馴染みのない方も多いと思いますが、例えば、プラスチックの成型品を製造する場合、成型品が金型にくっつかないように、金型内面に潤滑剤やロウ、ワックス状のものを塗布します。こうしたものを「離型剤」と呼びます。
「離型フィルム」は文字のごとく、フィルムに離型剤を塗布したもので、身近なイメージだと、のりや接着剤のついた部分にくっついているフィルムが挙げられます。フィルムを剥がすを接着面が現れるという、あのフィルムが「離型フィルム」のイメージです。
もちろん、離型フィルムにも種類がたくさんあり、性質や離型性などによって商品が異なります。
「商品と金型がくっついていて困る」「プレスした際に付着する」などのお困りがございましたら、離型フィルムで解決できるかもしれませんよ。
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