円安!原油高!フィルム製品値上は必至!?
平成25年2月5日号 バックナンバー
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円安!原油高!フィルム製品値上は必至!?
日本の政権交代で、しばらく続いた円高が終り、円安方向へと局面が変わってきました。しかも、1ドル80円から急激に90円まで円安が進んだことに加え、石油化学原料である国産ナフサ(粗製ガソリン)も、昨年10~12月期価格が、7~9月期に比べ6000円(12%)高い1キロリットル5万5800円となりました。
こうした背景から、樹脂原料メーカーは続々と値上げのプレスリリースを発しています。
- プライムポリマー(2013年1月15日)
「2月1日納入分からポリエチレン、
ポリプロピレンを15円/キロ以上値上」
http://www.primepolymer.co.jp/news/2013/pdf/130115.pdf - 日本ポリエチレン(2013年1月18日)
「2月1日納入分からポリエチレン15円/キロ以上の値上」
http://www.pochem.co.jp/jpe/news/20130118.pdf - 日本ポリプロ(2013年1月18日)
「2月1日納入分からポリエチレン15円/キロ以上の値上」
http://www.pochem.co.jp/jpp/news/20130118.pdf - サンアロマー(2013年1月21日)
「2月1日納入分からポリエチレン15円/キロ以上の値上」
http://www.sunallomer.co.jp/news/2013/13-01-21_1358399425.html - 住友化学(2013年1月18日)
「2月1日納入分からポリエチレン、
ポリプロピレンを15円/キロ以上値上」
http://www.sumitomo-chem.co.jp/newsreleases/docs/20130118.pdf
今後の為替水準については予想しづらいところではありますが、円安と原油高のダブルパンチはまだ始まったばかりなのかもしれません。
非常に困ったことだと感じています。
大人気、ポリ袋調理!
世間でかなり注目を集めているポリ袋調理ですが、最近では弊社にも調理用ということで問合せが増えています。
ポリ袋調理というのは、袋の中に調味料と食材を入れ、袋のまま鍋でぐつぐつ煮る、という調理方法です。メリットとしては、
- 「煮汁が逃げないので美味しい」
- 「油を使わないのでヘルシー」
- 「あと片付けが簡単(袋を捨てるだけ)」
などが挙げられます。注意点としては、必ず半透明のポリ袋、HDPE袋を使用することです。
ポリエチレン袋には透明のLDPEと半透明のHDPEがありますが、LDPEのほうは融点が低く、100度のお湯だと変形する恐れなどがあり、ポリ袋調理には不向きです。
半透明のHDPEは融点が100度以上なので、お湯の温度でも溶けません。
そんなポリ袋調理ですが、先日、フジテレビの「とくダネ」で、「ポリ袋は日本製を使ってください!」と放送されたようで、最近では、「日本製のHDPE袋は買えますか?」という電話が多くかかってくるようになりました。
弊社では日本産のHDPE袋を御提供できますので、是非安心してお使いいただきたいと思っています。
◇「いつか使える」情報のコーナー
■ローム株式会社の採用 について
高度成長期、新興企業であるロームには実績のある技術者は来ず、社内で技術者を育て取り組むしかなかったが、「せっかく手塩にかけた技術者が、一定の水準まで育つと他社に引き抜かれてしまう」ということで創業者の佐藤研一郎社長ら経営陣は、日々悩み抜いていた。
そんなある日、佐藤社長を囲んでミーティングをしていたら、だれからともなく「技術者を京女と結婚させれば」という案が出てきた。
京都の女性は地元への定着志向が極めて強く、地方出身男性の多くが京都の女性との結婚を機に京都に定着しているということで、佐藤社長も乗り気で「よし、できるだけ魅力的な女性を社員に採用しよう」ということになった。
それ以来、同社は魅力的な美人女性社員を採り続けているという。
※ウイキペディアより引用
▼編集後記
円安と原料高が日本の中小企業を直撃しています。
大きな問題になる前に軟着陸させたいところですが・・・。頭がイタイ話です。
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