静電気防止ゴミ袋で安全に

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平成29年10月20日号 バックナンバー

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静電気防止ゴミ袋で安全に

今回ご紹介するのは印刷業のA社様です。
A社様では、印刷工程において、有機溶剤やインクなど、揮発性の高い液体を使うことが多く、こうした液体を拭く雑巾(ウエス)を一般のゴミ袋に入れて廃棄していました。
ところが、ある日、このゴミ袋から発火するという事態が発生したのです。

原因は、ゴミ袋から発生した静電気でした。
静電気が引火性のある気体を発火させてしまったのです。

実はこうした発火事例は、有機溶剤などを使う現場では少なくないのです。

もともとゴミ袋は静電気を帯びやすい性質をしており、発生した静電気が揮発性高いガスを発火させてしまうのです。
こうした静電気による発火対策として使用されているのが、静電気を帯電しにくくしたゴミ袋です。

労働安全衛生総合研究所技術指針の「静電気安全指針2007」によると、一般的なゴミ袋のように、表面抵抗率が10の10乗以上の物質が静電気災害の原因となる可能性があるとのことです。
帯電防止ゴミ袋は、10の9乗クラスの導電性によって、電荷蓄積を抑制し、静電気対策をしています。

A社様にも、防火用ゴミ袋としてご愛用頂いています。

今回ご紹介事例の商品

ビニール袋はビニールじゃない!?

ポリ袋とビニール袋の違いはご存知ですか??

一般的には、「ポリ袋」と「ビニール袋」は、ほぼ同じ意味で使用されることが多いようです。

厳密に言えば、「ビニール」とは塩化ビニール樹脂のフィルムのことを指すのですが、現在では塩化ビニールの袋は、あまり使用されていません。

一般的に言われる「ビニール袋」は実はほとんどビニール製ではなく、ポリエチレンやポリプロピレン製です。

従いまして、「ポリ袋」の呼称のほうが正確な名前に近いわけです。
では、なぜ、「ビニール袋」と呼ばれているのでしょうか。

実は、「ビニール袋」のほうが「ポリ袋」よりも歴史が長いため、今でも「ビニール袋」と呼ぶ場合が多いというのが通説です。

昔はホントにビニール製だったんです。
それが時代の変遷とともに、ポリエチレン製やポリプロピレン製に変化していったんですね。

使う立場になると、呼び名はどっちでもいいじゃないか、というのが正直なところかもしれませんが、業界に関わる者としては、ちゃんと区別しています。

◇「いつか使える」情報のコーナー

「今田耕司」(タレント)について

趣味はピアノで、ビートたけしからピアノをプレゼントされた。

※ウイキペディアより引用

▼編集後記

業容拡大につき、新卒及び中途採用の募集を致しております。

最近では、福井ではなかなか採用に苦戦しており、つい先日から、今までとは全く異なる採用策を実施しています。

詳しくは後日発表となります。
ご期待ください。

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