「包装資材」の歴史 「8」

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平成21年4月20日号 バックナンバー

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「包装資材」の歴史 「8」

○牛乳などの飲料水用紙パックの歴史

紙は本来、折りたたんだりちぎったりできるため、加工性がよく、外見が白く、印刷しやすいという良さがある反面、液体に弱いという性質を持っています。

印刷する際には、発色を良くして、見栄えを良くなるように様々な表面処理が研究されてきました。印刷用の表面処理にヒントを得て、1961年に、スウェーデンでは、紙の表面に水や油をはじく性質のある「低密度ポリエチレン」を塗布したものを材料とし、正四面体(正三角形が4つの面を作る形)の容器が開発されました。

さらに、1965年にはアメリカでクラフト紙にワックスを塗ったり、クラフト紙の内側に低密度ポリエチレンを塗った、直方体状の容器も開発されました。

こうした海外の技術は順に日本にも流入し、現在の牛乳パックのような形状(ゲーベルトップ型容器)となりました。

これらの容器は外観は紙製品ですが、紙の両面に透明の薄い低密度ポリエチレンを張りつけた構造になっています。従って、牛乳など、液体に直接接触しているのは、紙ではなく、ポリエチレンフィルムということになります。

牛乳パックの容器の構成例としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 外側(大気)
  • 外面用低密度ポリエチレン(15ミクロン程度)
  • 印刷インク
  • クラフト紙 (300ミクロン程度)
  • 低密度ポリエチレン(20ミクロン程度)
  • アルミ箔(8ミクロン程度)
  • 内面用低密度ポリエチレン(40ミクロン程度)
  • 内側(液体)

成功事例をご紹介します

今回は味の素株式会社の中嶋様の事例ご紹介します。チャック付き袋のアルミタイプをご採用いただきました。

1)今回、弊社の商品をお買い上げいただいた訳ですが、当初、何かお困りの事があったのでしょうか?

特に困ったことはありませんでした。見本の送付を依頼した際に秦様が早急に対応していただきましたので。

2)いろいろなウェブサイト・企業がある中で、どうして当ウェブサイトからご購入いただいたのですか?

マチ付で遮光の袋を探しており、希望のものであったこと。また、お電話での秦様の対応に安心できたからです。

3)弊社の商品を実際に使用してみていかがでしたか?

これからが実際に使用することになります。

4)商品を知ってから注文するまでに何か躊躇することはありましたか?

特にありませんでした。お電話での秦様の対応に安心できたからです。

5)4)で躊躇することがあった方はどうやって解消されましたか?

6)購入する際、決め手になったのは何でしたか?

希望の商品に近かったことと、対応のよさです。一度の不安もなく、安心して購入できました。どうもありがとうございました。

中嶋様、アンケートにお答えいただきましてありがとうございました。

今回ご購入頂いた製品

◇「いつか使える」情報のコーナー

■ 具志堅用高さん(元プロボクサー)について

公式サイトのドメインは「www.chocchune.com」(ちょっちゅね・こむ)である。

※ウイキペディアより引用

▼編集後記

長く続いている景気低迷ですが、ようやく一部の製品に動きが出てきている模様です。とりわけ中国や欧州では徐々に回復の兆しがあるそうで・・・。

期待したいところです。

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