「包装資材」の歴史

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平成20年12月20日号 バックナンバー

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「包装資材」の歴史

今では各種包装資材は、「あって当たり前」の存在となっていますが、歴史的にみると、包装するためには様々な苦労があったと想像されます。

古くは、動物の胃袋や内臓を転用したり、皮を縫い合わせて袋状に加工しました。恐らくはそうした原始的な「包装資材」は、当時は非常に高価あったと想像されます。

また穀物を栽培するようになると、甕や瓶のような土器が利用されました。しかし、こうした土器はひっくり返ると中身が外に出てしまいますから、取り扱いには苦労したことでしょう。

食品の保存や持ち運びにも様々な工夫がされました。ひょうたん、竹の筒、笹や竹、椰子の皮などの植物をうまく利用したり、アワビなどの巻貝やハマグリなどの二枚貝の貝類などは現在の包装資材の原型といえるかもしれません。

歴史上、様々な包装資材が開発されました。

■「麻」
麻の布地は紀元前4000年には中国に存在したらしいので、この頃には麻の布が包装用に使用されていた可能性があります。

■「藁」
稲作が始まった縄文時代の頃には、藁を包装資材として使用していたのではないでしょうか。奈良時代には藁を編んだ「筵(むしろ)」が使用されています。

■「紐」「縄」
奈良時代の歴史書である「日本書紀」には「注連縄(しめなわ)」についての表記がありますから、すでに紐や縄が使用されていたのでしょう。

■「樽」
樽は3世紀より前にガリア人が使用していました。日本では14世紀ごろ、鎌倉時代後半から使われていたようです。

■「桶」
桶は平安時代以降、陶磁器や漆器に変わる存在として使用されるようになりました。

■「風呂敷(ふろしき)」
「風呂敷(ふろしき)」の起源となるようなものは、正倉院にそれらしきものがあり、平安時代以降は衣類を包んで頭に載せて持ち運ぶという使われ方をしていたようです。江戸時代に「銭湯」が普及することにより、「風呂敷」の名が流通しました。

■「紙袋」
日本のクラフト紙袋の歴史としては、1923年にアメリカ・ベーツ社が作成した紙袋を見本に、林商会(現・王子製紙)が試作したものからスタートしました。国内で最初に使用された用途は「セメント用」でした。

■「ビニール袋」
現在、一般的に「ビニール袋」と呼ばれて使用されいる様々な合成樹脂製の袋は、1970年代から使用されるようになりました。それまでは、紙袋に持ち手がついたものが汎用されていましたが、安価で強度もあるため、紙袋に変わり広く使用されるようになりました。

成功事例をご紹介します

今回は株式会社水村さまの成功事例をご紹介します。タオル用の袋について、以前からお使いのものだと、口開きがよくないということでご相談いただきました。

1)今回、弊社の商品をお買い上げいただいた訳ですが、当初、何かお困りの事があったのでしょうか?

今まで仕入れていた先が納期が遅く、袋の口が開かないなど、製品が扱いずらかった。

2)いろいろなウェブサイト・企業がある中で、どうして当ウェブサイトからご購入いただいたのですか?

サイトが見やすかったことと、見積りの返事が早かったこと。見積り値段が適正だったと感じました。もっと安価だとうれしいのですが。

3)弊社の商品を実際に使用してみていかがでしたか?

口開きはスムーズでした。扱いやすいです。ただ、梱包がばらばらの袋ををビニールひもで結わいてあるだけでした。1000枚単位で包装してあるとかしていただければ整理しやすいです。

4)商品を知ってから注文するまでに何か躊躇することはありましたか?

実際に見本を取っているわけではないので、製品を見ないでの発注は心配でした。

5)4)で躊躇することがあった方はどうやって解消されましたか?

ウェブサイトの内容が誠実そうであった。

6)購入する際、決め手になったのは何でしたか?

金額と納期、サイトの内容です。

アンケートにお答えいただきましてありがとうございました。

◇「いつか使える」情報のコーナー

■志村けん さんについて

都立久留米高校のサッカー部にGKとして在籍。志村入学の31年後、このサッカー部には後に日本代表選手として活躍する中村憲剛が入部している。

※ウイキペディアより引用

▼編集後記

包装資材の歴史や「包む」の歴史については、今後もあれこれ取り上げたいと考えています。

現在の色々と調査中ですのでご期待ください!

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